<青いカバ(ルリカ)>
幸せを呼ぶと言われている青いカバ
日本の中近東文化センターに展示されている青いカバは、
ファイアンス色の「瑠璃色」から「ルリカ」という名前がついています。
古代エジプトではカバは人を襲うナイル川の王者で、
エジプト王家ではスポーツ・ハンティングの対象だったそうです。
そこで当時の王様たちはミイラと共にお守りとしてカバの置物を埋葬していました。
エジプシャンブルーの青いカバは、古代エジプトで、
復活再生、新しい生命の誕生の象徴
と言われています。

青いカバは世界各国で見ることができます。
例えばニューヨークのメトロポリタン博物館にある青いカバ。
ここの青いカバが一番有名で「ウィリアム」という名前がついています。
他にはフランスのルーヴル美術館の青いカバの名前は「ヒッポ」
写真の青いカバは、それぞれ想い出の場所で購入し4匹となりました。
【左上】ルーブル美術館(フランス)
【右上】+バチカン美術館(バチカン市国)
【左下】+ローマ・ゲルマン博物館(ドイツ)
【右下】+新博物館(ドイツ)

想い出と共に家族が増えていくようです・・・
幸せを呼ぶと言われている青いカバのお話でした。
※のんびりと散策できました!
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中近東文化センター |
三笠宮崇仁殿下の研究結果
「中近東の歴史的文化」を、
出光興産の創業者である出光佐三氏が
全面的に協力して開館した博物館
1979年に開館
古代オリエントやイスラム文明など
中近東の歴史・文化を展示 |

モザイクタイル |
射手座文モザイクタイル イルハーン朝時代
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アヌビス |
エジプト神話に登場する冥界の神
アヌビス(エジプト)
前1580〜1200
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ファイアンス |
珪石を主成分とし表面が
青緑色等のガラス質で覆われた造形物
ファイアンス(エジプト)
前3〜後1世紀
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羊像頭部 |
羊像頭部(イラン)
前1千年後半
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